俳句会  2025年6月10日 参加者:関岡、高木、伊藤、鈴木、瀬尾、内藤、山本。 mail投句 手塚、石原、菅野 

 今回の兼題 「カタツムリ、でんでんむし、蝸牛」  

  手塚、石原、菅野 はmailでの投稿で参加。講評も手塚、菅野はmailで。
  

    みづな会夏の俳句会 2025年6月10日  (令和7年) 
番号 兼題 かたつむり  蝸牛 でんでんむし 講評 詠み人 ワンンポイント
カタツムリ リハのわが身に 重なりし SS
2 ミスターの 思い出ひ辿る(たどる) 初夏の空 ◎〇〇
14 備蓄米 聴き間違える  鬼畜米(べい)
墓石や ゆったりすすむ かたつむり ◎◎ KS
6 解けそうで 解けぬパズルに 暑気払い
13 六月の 道ばたの草 空をつく
カタツムリ 動きなめらか 雨上がり 〇〇 HI
3 昼下がり 翡翠(かわせみ)睨む 魚の影 ◎〇〇
11 新緑や 庭木伸びの伸び ジャングルに
かたつむり 歩みし後に 光る道 HY
5 新ジャガイモ 草かき分けて 掘りにけり
15 風馨る 野良道の先 友の家
万博と 大橋見てる かたつむり

 (明石大橋)  (六甲の山から)
AT
1 本願寺 親鸞像に 夏は来ぬ 〇〇
12 ハバナにて カポネ別荘 夏館
かたつむり 雨に苔むす 石堀に ET  
7 梔子(くちなし)や 香はいづこより 夜の途次(とじ) ◎◎
16 風鈴よ 南部鉄の音 雨上がり
     南部の音色 雨あがる
ひと日かけ 小枝の先へ 蝸牛 HN
4 夏めくや  ベランダにはや  テント干し 内藤
10 緑陰の 見下ろす盆地 川光る
でで虫の 居座るベンチ 日暮るる YI
8 寒暖差 いつか慣れて 夏に入る
17 新緑や 旧家の暗き 奥座敷
夕間暮れ  雨をまちつつ かたつむり MS
9 歳かさね たた一キロの 梅仕事
18 早苗田の 進かるがも  除草隊
かたつむり 窓飾り越し 園覗き HS
19 乗り遅れ 一人たたずむ 走り梅雨
20 緑陰の 小路寄り添う 老夫婦