俳句会 2024年11月12日 参加者:関岡、高木、伊藤、尾崎、鈴木、手塚(メール/KINE参加)、内藤、山本 |
秋のみづな会俳句会 2024年11月12日 甲府一高 (令和6年) | ||||
番号 | 兼題 生 (人生、生きる、生ビール、生々しい) | 講評 | 詠み人 | ワンンポイント |
イ | 生きている有難きあり菊の花 | 〇 | A.T | |
1 | 芋煮会友と語りて燥ぎ(はしゃぎ)飲む | |||
12 | コスモスの深紅の色や凪の朝 | 〇 | ||
ロ | 薄れゆく生家の記憶冬薔薇(ふゆそうび) | ◎〇 | Y.I. | |
3 | 山茶花の垣巡らせる廃家かな | 〇〇〇〇 | ||
11 | 今朝方の厨の水に冬を知る | ◎〇 | ||
ハ | 急がずに生きてホウトウすするかな | ◎〇 | K.O | |
2 | 初雪や三段紅葉整えて | 〇 | ||
10 | 羽衣の舞台踏みしむ白き足袋 | 〇 | ||
ニ | 冬日受け維那届ける生身供 | H.N. | ||
4 | 朝行の燈明揺れぬ冷気かな | ◎〇〇 | ||
13 | 同窓の師の無の墓標聞くたむく | 〇〇 | ||
ホ | 喜寿を生く友のひとこと読む夜長 | ◎〇 | H.Y | |
5 | 葉の衣剥がされ黄色柿畑 | |||
9 | 菊供へ兄偲なり十三忌 | |||
ヘ | 秋草よ石畳に生ゆ踏まれしも | E.T. | ||
6 | 酔芙蓉ピンクの増して夕日受く | |||
14 | ショートブーツ試し履きして明日は立冬 | ◎ | ||
ト | いただいた生命ながらへ今年過ぎ(年のくれ) | K.S. | ||
7 | エアコンと共同戦線秋暑し | |||
15 | 温かな麦茶を入れて栗饅頭 | |||
チ | 生をやめ蛎はフライの喜寿になり | 〇 | M.S. | |
8 | 子ら仰ぐ日毎みかんの色づきて | |||
16 | 立冬や母に似ている叔母の声 | 〇 |