2019年12月20日(金)みづな会 冬の句会

冬の俳句会 2019年12月20日 兼題 年の暮、年の瀬
番号 兼題 萩 詠人 講評 句から1枚の絵
意を決し カーテン洗ふ 年の暮 ET 〇〇
10 賀状止むと 一文くれし  友いかに
24 浅漬けの  白菜刻み  朝の膳 ○○
年逝くや  白峰に向かひ  父眠る KO
2 取り込みし  長袖シャツに 散紅葉
17 診療所  熊の親子の  洞となり  
昭和平成 令和元年  年流る HN
7 山頂は  雪となるらし  小夜しぐれ
20 独り居て  元気ますやふ  シクラメン
迷ふ渋谷  フードショウの  年の暮 KS
3 冬の帰路  花束抱え  喜寿の夫(つま)
16 ちゃんちゃんこ  4枚並べ  冬用意
義士の墓  線香けぶる  年の暮 HY
4 千葉襲ひ  生活止めたる  野分かな
22 ふつふつと  大根煮えて  ゆうげかな
孫たちの  年齢(とし)指折りて 年の暮 SK
1 空き家の  庭に猫二匹  日向ぼこ
14 木々映し  池にスイーッと  あめんぼう
生ピアノ  トロイメライの  年の暮 AT
11 泥付きの  赤き人参  地の香り ○○
23 大菩薩  奇跡の白さ  冬景色
退院の  渋谷のビルは   年の暮 TY
5 湯の香り  うなじに残し  冬の宿 ◎◎◎○○○
9 着膨れて  囲碁打つ友の  愚痴一つ   ◎○○○
年の暮  速足となる  何事も YK
15 帰り道  冬の三角  くっきりと 〇〇
18 寒林の  あふれる光  足もとに ◎○
新聞の    ちらしの厚み  年の暮 YI ◎○○○
13 覚えなき  親指の傷  常夜鍋
21 匂いたつ  枯れ葉踏み行く  奥の院
自転車屋  閉店知らせて  年くくる MS
6 電飾の  青をまといて  枯木立
8 福引の  回数数へて 暮れ早し
喪のはがき   重ねてわびし  年の暮 HS
4 雪嶺を  背にして佇み(たたずみ)  墓誌を読む
14 マスク顔  挨拶されたが  どちらさま