2018年3月23日(金) みづな会 春の句会

春の俳句会  2018年3月23日 兼題 「草餅」です。
番号 兼題 「草餅」  詠人 講評 イメージ
草餅や 笹子駅にて 口の中  AT
5 色付くは  庭で一番  木瓜の花  
15 春の音  ビーナス誕生  絵の前に (フィレンツェにて)  
好物の 草餅供へ 母に会ひ  TY
2 連峰の  雪を透かして  氷見の海  
6 五つ六つ  年豆見つけ  庭の朝   ○○
おみやげは 草餅の餡  抜きと妻  HY
1 ふくらんだ  つぼみもちぢむ  春の雪  
3 馬鈴薯植う  鍬振る腕は  古稀知らず  
草餅や  土と光と  母の笑み   KS 〇〇
9 愛犬の  パリッと一口  春キャベツ   ◎〇
12 わが鼻の  ティッシュ抱えて  花粉症  
野菜棚の  脇に草餅  道の駅   HN ○○
4 満開の  花と時空を  同じうす  
17 桃の花  西方三座  なほましろ  (甲府盆地から南アルプス展望)   ◎〇
草の餅   今日は喰ふか  大師様  KO
10 海生きる  若布アカモク  牡蠣筏  
14 春雨や  谷渡るらし  藪の中  (ウグイス)  
草餅や  祖母と捏ねた日  懐かしむ  HS
16 うっすらと  梢彩る  春の雪  
22 花はまだ  言葉残して  母は逝く  
草餅や  きな粉の海に  浮かぶ島  YK
8 春の午後  同じ字ずらを  二度三度  
20 春林の  影が濃くなり  花粉来る  
草餅の  みどり濃くあり  道の駅  MS 〇〇
11 引き寄せて  指をすべらす  ねこ柳   ◎〇〇
24 夫(ツマ)と孫  皆で顔寄せ  沈丁花  
草もちを  包む母の手  しわ寄りて  SK
19 帰り道  のっそりがまに  春の雨   ◎〇
21 川渡る  風に応えて   菜の花壇  
信楽の   大皿に盛る  蓬餅  YI
7 雨の夜  白木蓮の   花明かり   ◎◎〇
13 雨烟る  供華あたらしき  入彼岸   ◎◎◎〇
草餅や  父母の墓前に  二個供え  ET 〇〇〇
18 菜の花を  一品添えて  ちらし寿司   〇〇
23 百一歳  叔父上送る  野辺の雪