春の俳句会  2016年4月22日 兼題 「木の芽」です。  チンチャンとはどんな木
番号 兼題 「木の芽」(このめ) & 春の句  詠人 講評 チンチャン ching-chan. [その他の名称] テチガイシタン、(手違紫檀). マメ科 Dalbergia 属の常緑広葉樹。ローズウッドと同属。環孔性散孔材。 学名 : Dalbergia oliveri. タイ、ミャンマーなど. 心材は紫褐色ないし赤褐色で黒又は暗紫色の縞がある。本紫檀と比較 
リュック置く 磯の木の芽や  伊豆の風  TY
1 友一打  桜吹雪の 風に乗り  
15 妻二人  食を飾りて  初鰹  
朝日映ゆ  花かとまぶし  芽木けぶる  HN
2 押し寄せて  よどみあかるき   花筏   ◎◎○○
14 ゆるぎなき   けさの立ち居の  白木蓮  
木の芽時  歩け歩け   夫の声  KS ◎○○
3 木の芽どき   待ち人来たれり  宅急便  
16 いつのまに   藤のつる先    木の芽かな  
花冷えに   梢の芽吹き   なほ堅き  ET
4 咲き残る   一輪撮らん    カタクリや  
17 通学路   桜花びら     黄の帽子  
旅衣    美濃の小鉢の   木の芽和え  YI ○○
 
5 春シュール  なびかせて行く   同窓会  
22 雪柳      こぼしつつ行く   寺参り  
チンチャンの  若芽が背伸び   多摩の杜  HS
20 おしゃべりに  時計ふと見る   日永かな  
21 ハンドルと   心惑はす     桜坂  
木の芽香る   豆腐田楽   母の味  YK
6 潮騒も      ゆるりと聞こゆ   春の午後   ◎○
7 線路わき    すっくと立つは   つくしんぼ  
木の芽ふく   水源林に   苗を植え  HY
13 ほうとうに   ウドの芽加えて  ほろにがく  
23 リハビリを  終へし友呼び   花と酒  
木の芽山   みどり数多重(あまたえ)  さわさわと  KO   
18 語り手の   緊張ゆるんで  フリージア  
19 仰ぎ見し   裳裾はつつじ   観世音   ◎◎○○○
叔母亡くし  いとこ集ひて   木の芽時  AT
9 妻作る    山椒ピリリの  茎若布    
24 若葉萌ゆ   中央道を   スイスイと    
花見山    桜に遅れ   木の芽山  SH  
10 あけびの子  隠す若葉の   知らん顔   ◎○  
11 壇蔓      若き桜木    背伸びして    
露含み    朝日に向かふ  木の芽かな  MS  
25 手に帽子   母子で受ける  花吹雪   ◎○  
26 和え物に   軽き木の芽    力あり    
かゆい背に  妻の手温く  木の芽月     SK ◎○○  
8 湖面漕ぐ   腕休めて    花筏     
12 海峡を     花より先抜く   新幹線