2011年4月15日(金) 書道教室 

書道教室場所:渋谷区神宮前区民会館3階和室
 13:00〜17:00
   参加者:高木、関岡、小林、伊藤(旧姓千葉)、風間、山本

 内容:今回伊藤(旧姓千葉 4組)さんが、メンバーに加わりました。
     初参加でしたしが、自分でも習っているので初心者ではありませんでした!。
    ・内藤さんは欠席でしたが農園より、採れたて直送の、ホウレン草をいただきました。

   ・関岡さんがものすごくたくさんの朝顔の種を持ってきてくれましたので、皆で分けていただきました。
     遺伝学普及会が国立遺伝学研究所及び九州大学の研究活動によって得られた種子を、
     イベントでの頒布用に用意したが、例の地震でイベント中止となり余ったもののおすそ分だそうでした。
    ・さくら水産での反省会でハプニングが!!!!


伊藤さん、まずは写経から

アサガオの写真ラベルを貼る(中に入れれば!)

関岡さんのお姉さんから

内藤農園ホウレン草
 あさがお栽培のしおり
当財団では以下の全ての項目に同意される方にのみ種子の頒布(販売)をしております。
同意されない方には種子の頒布はできないことをご了承ください。
1.入手した種子の改変・改良および第三者への分譲等は行わないでください。
 2.入手したアサガオに関して、随筆、論文等を執筆される場合には、「この種子は、
  国立大学法人九州大学から提供されたものである」ことを書き添えてください。
 3.この種子は、国立遺伝学研究所および九州大学の研究活動によって得られた実験
   的性格のものであり、品質等に関する保証はありません。
         平成23年3月
                       財団法人 遺伝学普及会
準傭するもの
・発芽処理(芽切り)の方法:市販されているアサガオの種子は発芽処理をしているため、そのままで発芽します
が、今回頒布している種子は、そのまままいても全く発芽しないか、一部しか発芽しません。これはアサガオの
種皮が非常に硬く吸水しないためです。そのため、必ず「芽切り」と呼ばれる、種皮に傷をつける操作をしてか
 ら種子をまいてください。
 具体的には、カッターナイフ、ハサミ、爪切りなどで、種子のどこか一部に中の白い部分が少し見える程度傷
をつけてください。間違って大きな傷をつけてしまっても多くの場合問題なく発芽します。また、キリや千枚通
 しで種子の一部に穴をあけても良いでしょう。一般に言われている、水に一晩つけてまくことの意味はほとんど
意味がありません。

・栽培用土:市販されている草花や野菜用の培養土はどれを使っても多くの場合うまく育ちます。また肥料が最初
から含まれている培養土は元肥を入れなくて良いため便利です。変化アサガオは普通のアサガオと比べて成長が
遅く弱いため、もし花壇等の地面に植える場合でも直まきせず、鉢で青首してある程度大きくなってから移植し
てください。

・植木鉢:通常は1本のアサガオの育苗に3号鉢(直径9cm)、本植え(観賞・採種)には5号(15cm)鉢を使い
ますが、最初から大きめの鉢に構えてもあまり問題はありません。鉢の種類はビニールポット、プラスチック鉢
や駄温鉢(堅焼き鉢)で良いですが、素焼き鉢は乾きすぎるのでよくありません。

・支柱:鉢植えの場合、市販のアサガオ用のあんどん(支柱の長さ45cm“60cm)が便利でしょう。また1
{2mのポール(ビニール被覆をした鉄棒やしの竹)を使っても良いですが、倒れないようにしっかりとロープ
等で固定します。

・肥料:元肥としてマグアンプK(小粒か、中粒)を培養土1リットルあたり3−5グラム程度あらかじめ混ぜて
おくと追肥の手間がかかりません。または、生育途中で、発酵油かす、プロミックス等の置肥やハイポネックス

等の液体肥料をあげると良いでしょう。
・水やり:基本的には午前中と午後の2回たっぷりと水やりしてください。ただし、夕方以降水分が多すぎると徒長する原因になります。植木鉢の種類、日当たり等で状況は違ってきますので、しおれないように適当に加減してください。ベランダなど雨がかからない栽培場では葉にも水がかかるようにすると菓ダニの発生が防げます。

・栽培場:完全な日陰でなければ栽培できますが、できるだけ長い時間直射日光の当たる場所が栽培に適しています。また街灯の下やベランダ等の夜も明るい場所だと、短日性植物のアサガオは花が咲かないことがあります。

・病虫害:最近、全国的にホコリダニによる成長点の吸害が見られます。生育途中で葉が萎縮し成長しなくなった場合は、市販の殺ダニ剤を散布すればすぐに回復します。雨のかからない場所で栽培しておくと菓ダニの発生が見られますが、これも殺ダニ剤を散布します。エビガラスズメ(芋虫)、ヨトウムシ等が発生した場合は定期的に殺虫剤を散布します

栽培方法
1)種まき:熱帯起源のアサガオは発芽に高い温度を必要とします。そのため、十分暖かくなってから種子をまい てください。できれば5月中旬から6月になってまいた方が失敗が少ないでしょう。
  前述したような方法で「芽切り」した種子を、培養土を満たした鉢やプランターに1−1.5cmの深さになるよ うにまきます。まいた後は、系統番号(品種名)を書いたラベルを挿し、たっぷりと水やりし、発芽するまで 土が乾かないように管理します。

2)皮むき・移植:もし発芽してきた子葉が種皮を除けず、皮をかぶったままの場合は、水やりして種皮が柔らか くなった後に、指で丁寧に取り除いてください。そのままにしておくと枯れてしまいます。移植が必要な場合、 子葉が展開してすぐ、側根があまり出ていない状態で移植した方が苗が痛みません。移植が遅れた場合は、根 のまわりの土をできるだけ落とさないようにするか、鉢から土ごと抜いて移植してください。

3)支柱立て:蔓が伸び出してきたら、行灯(あんどん)やポールを立てて半時計回りに蔓を巻き付けます。また 小鉢やビニールポットで育苗している場合は、支柱を立てる前に大きめの鉢に移植します。渦など巻き付く力 が弱い系統では、適宜蔓を支柱に結束します。枝垂(しだれ)系統は蔓が巻き付かず枝垂れます。蔓が伸びす ぎたら適宜先端を摘んで(摘芯)、脇芽を伸ばすとよいでしょう。大輪咲の系統では蔓を1,2本だけ残すと大 きく咲きます。

4)採種:7月下旬−8月下旬の間は、生育も旺盛で花は盛んに咲きますが、−高温のため種子がほとんどできませ ん。その後涼しくなり、さく果(種子の入った果実)がついて茶色く熟したら、封筒等の通気の良い袋に株ご と、または系統(品種)ごとにわけて収穫し陰干しします。アサガオは自然交雑を起こしにくいため、採った 種子は次の年もほとんど同じ花を咲かせます。

5)種子の保存:種が完全に乾燥したら、さく果の皮を取り除き種子だけにして通風の良い封筒などに入れて保存 します。そのまま室温で保存すると数年で発芽率が低下しますが、シリカゲル等の乾燥剤とともに密封容器(タ ッパーウェア、ジップロック等)に入れて、定期的に乾燥剤を交換し完全に乾燥すれば10年以上種子は保存 できます。また冷蔵庫(4℃)か野菜室(10℃)に入れておくともっと長い期間保存することができます。 ただし、種子は凍結すると死んでしまいますので注意してください。

 より詳細な栽培方法は、アサガオホームページ(http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/)の栽培方法の項目を参照してください。Google,Yahoo!等の検索エンジンでキーワード「アサガオ」で検索すると上の方に出てきます。

問い合わせ先:
 〒812−8581福岡市東区箱崎6−10−1
 九州大学大学院理学研究院 生物科学部門 染色体機能学研究室
 仁田坂 英二
 電話:092−642−2616
 電子メール:NITASAKAEIJIくnitasaka.eiji.358@m.kyushu-u.ac.jp〉

又は
 〒41卜8540 三島市谷田1111
 財団法人遺伝学普及会
 電話:055−981-6857
 電子メール:genetics@1ab.nig.ac.jp