俳句会  2023年12月20日  参加者:関岡、高木、伊藤、尾崎、鈴木、手塚、山田,、内藤、山本
冬のみづな会俳句会 2023年12月20日 布団(蒲団) 令和5年 
番号 兼題 布団(蒲団) 掛布団、敷布団、座布団、羽根布団、布団干し 講評 詠み人 ワンンポイント
A 里帰り  布団にこもる 陽の匂い ◎◎◎〇 T.Y
1 冬眠を  忘れし熊の  報悲し
11 樽洗う  白菜漬けや  兄貴(あに)出番
B 温き陽や 竿の蒲団に 虫の寄る E.T
2 冬の陽や  銀杏(ぎんなん)大樹の  黄と空と
13 柚子の香の  湯ぶねにめぐる ゆく年よ
C 干しぶとん  母の匂いが  身を包む KS
4 大くさめ 人にうつさず 風邪薬
10 本年も  何とか過ぎた  年の暮れ
D 縁側の 蒲団日差しに  満ち満ちて H.N
6 冬ばれの  絶海しかと  球面体   (鋸山展望台)
16 廃業の 知らせに謝辞も  年の暮れ
E 座布団が  並ぶ我が家で  食事会 A.T
3 冬ハイク  武蔵生まれた  里巡り
14 お互いに  生きてて良かった  忘年会
F 羽布団  ふうはりあったか  頼りなく K.O
8 伐採の  声きこへしか  枯銀杏
15 冬に入る  おはすべき人  根の国へ
G 今宵から  重き布団の ぬくさかな  H.Y
9 新手帳  予定を記す(しるす)   師走かな
12 小春日や  はしゃぐ園児の  芝広場
H もういない  猫の入りたる  布団かな ◎〇〇 M.S
5 ペン先に 思いをのせて  年賀状
18 山鳩の  都会に生きて  年の暮れ ◎◎◎〇〇
I 本を手に  夫のうたた寝  炬燵布団 Y..I
7 失せしもの  探しあぐねて  冬茜 ◎〇〇
17 夕映えや  落ち葉時雨の  帰り道 〇〇