秋の俳句会  2016年11月25日 兼題 「暮の秋」です。
番号 兼題 「暮の秋」 & 秋の句 詠人  講評 記事
八ツの峰  アルプス続き   暮の秋  AT
14 鍋囲む    ワイン祭に   友集い  
18 くっきりの  富士に向かいて   稲雀(いなすずめ)  
手に浸みる  湯呑のぬくもり   暮の秋  KS ◎◎○○○
13 スーパームーン  今宵こそはと   月捜す  
19 りんご嚙み  ひばりの唄を    口ずさむ  
雨降りて   淡くなりゆく  暮の秋  SH
3 紅葉谷   中途で見上ぐ   滝の音  
15 柚子の実の   とげに守られ   二つ三つ  
施肥をして   土掘り返し   暮の秋  HY 畑しまい
5 電車事故   有りても集ひ   芋煮会  
6 高枝の    柿とり残し     梯子降り   木もり柿
見はるかす  稜線の澄む   暮の秋  HN
4 犇めきて    色の眩しき   吊るし柿   ◎◎
17 落葉掃く   己の影も    合わせ掃く   ◎○○○
土手遙か   富士の影絵や   暮の秋    TY
1 木枯らしを   蹴って球追う   子達の声   ◎○○○
20 こっくりと   本によだれの   炬燵かな  
口紅を  すこし濃いめに   暮の秋  YI
7 千の風   千の芒きを   なびかせて   千石原
野仏を    照らす薄日や   秋の暮   ◎◎○ 嵯峨野
被災地の   礎石に野草   暮の秋  KO ◎◎◎
15 夫婦岩     みそぎのしぶき   石蕗(つわ)の花  
16 参拝の    歩みを止める    菊花展  
老犬と    足並み揃う    暮の秋  MS
9 浮びくる   白菊二輪     日の暮れて  
10 夫を待つ   青き空より    黄葉ふる  
暮の秋    赤きセーター    子とペアー  ET
21 芋煮会  湯気立つ鍋と    旧友と  
      湯気の向こうに   友の顔  
22 池の面に  小さき黄葉の  江戸小紋  
思いでの   土地にビル建ち   暮の秋  HS
8 月あかり    恐竜像が     ぬっと出る   福井恐竜の町
12 くるくると   もみじのロンド   ボンネット