2014年6月27日 みづな会 夏の俳句会  於渋谷区神宮前区民会館

夏の句会  2014年6月21日 兼題  雲の峰
番号 兼題「雲の峰」の句 入道雲、積乱雲、雷雲、峰雲も可 作者 講評
房作り 見上げる空に 雲の峰 HY
雲の峰 アレキサンダー 軍は行く AT
入道雲 沸き立つ山の 背は故郷 SK
雲の峰 耀きのこし 日の暮るる HN ◎○
飛機(ひき)の窓 地球を被ふ 雲の峰 TT ◎○
雲の峰 にわか雨よぶ 昼下がり YK
時うつり 人は変われど 雲の峰 MS
雷雲に 愛犬ちぢんで 部屋のすみ  KS
遠き日や 甲府盆地の 雲の峰 YI
雲の峰 翼旋回 紙飛行 TY
雲の峰 高き直下の 乱を待つ SH
出先にて 雷雲気にする  洗濯物 HS
雲の峰 山際にあり  夏浅し KO ○○
雲の峰 翼旋回 紙飛行
夏の句
1 ベランダの 日よけに植えし 瓜実り・・緑のカーテンに HY 季重なり
13 船つつむ 滝より昇る  水煙
2 ザクロ咲く 山にくっきり 雲の影 AT
14 富士が見え 盆地の隅に 雷雨かな
3 朝顔の 鉢に一輪 妻を呼ぶ SK ◎○○○
15 蝸牛 ゆるりと堀に 道標・・・ゆるりと堀にを入れ替え ◎○○○○○
4 飛び石の 脇の紫陽花 括らるる HN
16 畑に落つ 熟れ梅ひとつ 選り拾う
5 川向う 畦道駆ける わら帽子 TY ◎○
18 裏庭に 紫陽花ひとり 舞踏会
6 多摩川の 若鮎堤を かけ遡る KO
20 甲斐駒に 堂々向かひて 武者幟 のぼり  ○○
7 ゲリラ雨 日傘さすまま  軒に入る TT
20 水玉の 長靴おろす 梅雨の入り
8 背泳ぎの ふと見上げたる 空髙し KS
19 朝涼や 拍手きこえる サッカー観戦
9 空見上げ 兼用日傘 選びをり MS
21 散歩する 人犬小鳥 梅雨晴れ間
10 灼熱の 陽をうけてこそ 夾竹桃 YI
22 半夏生 いまだに明るき 夕餉かな ○○
11 孫たちが 取っては食べる ミニトマト SH
26 危機越えて 春光浴びる 新生児 ・・・  春の陽
12 打ち水で 足元なごむ いしだたみ YK
23 炎天下 影をめざして 二歩三歩
24 噴水の ダンスも楽し 昼休み HS
25 日傘振り 坂道の上に 友の声・・・・坂のうえより
 
半夏生 72候 夏至から11日目梅雨明け・新暦(新暦7月2日頃
ハンゲショウ (由来:半夏生の頃咲くから)
 房作りのころ(6月末頃)の巨峰 
 キョウチクトウ
 

日野春駅からの甲斐駒と幟(五月幟はあおぞら共和国への
道すがら撮影した民家との合成です)


 
 船つつむ 滝より昇る  水煙
 
ずぶ濡れで 滝行に沸く カッパ達
    (カナダよりメールにて投稿)